[荒木飛呂彦の漫画術]
私の尊敬する漫画家。
『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、荒木飛呂彦先生の本。
この本はタイトルの通り漫画を描いている人、
漫画家を目指す人に向けて書かれた本ですが、
著者の漫画家という仕事に対する考え方がふんだんに盛り込まれているので
漫画を描かない人が読んでも面白いと思います。
漫画の王道について「基本四大構造」である
①キャラクター
②ストーリー
③世界観
④テーマ
をベースに解説する内容。
『ジョジョの奇妙な冒険』を王道漫画と思っていなかったので意外でしたが
著者の言う「漫画の王道」にはしっかり当てはまります。
著者のこだわりの部分で
「ライブ感を大事にしたい」
という表現が。
私も仕事中は似たような感覚を重視しているんですが、「ライブ感」という言葉がしっくりくることがわかりました。
私もこの表現を使わせていただこう!
また
「描き方の必勝法はない」
「普遍的な描き方が存在する、というのは勝手な思いあがり」
の『描き方』の部分を『投資』と置き換えると
よく見かける文章に。
今年はジョジョ展があったり、第5部の放送があったりと
ジョジョ好きにはたまらない1年でしたね。
最高に「ハイ!」ってやつだァァァァァ